2015年05月25日

縮みゆく北極の氷

 今日(9月30日)の『朝日新聞』の夕刊に載った北極
上空からの写真を見て、アレッと驚いた。私が生長の家講習
会で何回か使ったNASA(米航空宇宙局)撮影の写真とよ
く似ているのだが、凍結部を示す白い領域が「少し狭くなっ
た」と感じたからだ。写真説明を見ると、「縮む海氷」と題
してその通りのことが書いてある。29日に公表された写真
で、北極圏での平均気温の上昇により、「北極海での海氷の
面積が過去最小になった」というのである。

『へラルド朝日』紙には、もっと詳しい説明が載ってい
た。NASAは1978年以来、毎年9月に同じ角度から北
極圏の写真を撮っており、それらを調べると、今年撮った北
極圏の氷結部の面積は、1978年から2000までの平均値
に比べて約20%狭く、ここ1世紀の間では恐らく最小だ
というのである。この「20%」を実際の面積で表すと「130
万平方km」になるから、日本列島の約3.5倍の広さの氷が、
ここ数年で消失したことになる。



Posted by こころ at 12:25│Comments(0)
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