2015年06月15日
チョコの形状に特有性なし[食品]
![チョコの形状に特有性なし[食品] チョコの形状に特有性なし[食品]](http://img01.yoka-yoka.jp/usr/f/u/r/furuwa/aq.jpg)
食品で世界最大手のネスレ(スイス)が英国でチョコレート製品「キットカット」の形状を商標登録しようとしていることについて、欧州司法裁判所の法務官がこれを却下すべきとの見解を示した。法務官の意見に法的効力はないものの、欧州司法裁はこれに沿って判断を下すことが多く、類似製品の氾濫を食い止めたい同社にとっては痛手となる。
ネスレは2010年、「キットカット」のうち4本のチョコレートバーが連なった4フィンガー版の形状について、英国で商標登録を申請。しかし、競合の英製菓大手キャドバリーなどがこれに異議を申し立て、2013年には英高等法院も申請を却下すべきとの判断を下していた。
ネスレは、4フィンガーの形状は長年の間に同社製品に特有のものと認識されるようになっていると主張。実際、世論調査ではこの形状を見せられた回答者の90%が「キットカット」の名を挙げているが、法務官はそれだけでは不十分と判断した。なお、同社は2フィンガー版については商標登録を申請していない。
「キットカット」は1935年に英ロントリー(Rowntree’s)が発売したウエハースチョコが原型。2年後に「キットカット」のブランド名で販売され、1958年には「ハブ・ア・ブレイク、ハブ・ア・キットカット」というスローガンで有名になった。ネスレは1988年に同社を買収し、2008~2013年には英国だけで4,000万ポンド相当の「キットカット」を売り上げている。
Posted by こころ at 12:54│Comments(0)