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2015年03月28日

食費の変動を最小限に止めるためである

 この考え方を経済に導入する1つの方法は、健全な生態系を維持する自然環境を管理している人には、その生態系サービスの価値に該当する対価を支払う、ということである。

森林の間伐や下草刈り、養蜂、食害を防ぐための狩猟、田圃の維持などに「生態系サービス」補完の意味を認め、正当な対価を払うのが理にかなっている。

これに対して、海外からの輸入品や地元産以外の物品に対には「カーボンフットプリント」の概念を導入して、環境への負荷(生態系サービスに対するマイナスの価値)を値段に反映させるのがいい。

同じことは、森林を伐採して農地や商業地に転換すること、道路を建設して森林を分断し、あるいは地下水脈に損害を与えること、エ場や動力源から有毒物質や有毒ガス、温室効果ガスを排出することにもいえる。

これらの行為は、生態系へのマイナスの価値としてきちんと円貨で評価して、製品やサービスの値段に反映させる。これをいきなり日本全国に導入するには、かなりハードルが高いだろうから、食糧の自給が可能である北海道にます導入する。食費の変動を最小限に止めるためである。  


Posted by こころ at 15:25Comments(0)