2017年05月26日

北朝鮮で「ガソリン買い占め」拡散

北朝鮮当局は先月19日から、首都・平壌でガソリン販売の制限を始めたとAP通信が伝えている。これは、中国が北朝鮮の対する圧力の一環として、原油輸出を止める可能性を踏まえた措置と思われる。

これにより燃料価格が高騰しているとの情報も伝えられる中、一部の商人らによる燃料の買い占めが連鎖的に広がっている様子も伝わってきた。

咸鏡北道(ハムギョンブクト)のデイリーNK内部情報筋によれば、現地ではガソリンやディーゼル油の買い占めが起きているという。

高値で売り抜けて利ザヤを稼ごうとの思惑からと思われるが、同時に、間もなくイカ漁のシーズンが始まるという事情もある。

北朝鮮の東海岸では、6月中旬から10月まで「イカ釣り戦闘」が大々的に行われ、各地から出稼ぎの労働者や商人が集まり、大賑わいとなる。

(参考記事:北朝鮮でゴールドラッシュならぬ「イカラッシュ」…漁村はてんやわんやの大騒ぎ)

しかし、いくらイカの群れがやって来ても、沖まで出る船を動かせなければ、何の意味もない。1年の収入のほとんどをイカ漁とハタハタ漁に頼っている漁師の間では不安が高まっている。燃料が確保できず出漁回数を減らせば、その分収入が減るからだ。

国営の水産事業所としても、漁獲の減少は経済的にも政治的にも打撃だ。そこで事業所は「トンジュ(金主)」と呼ばれる新興富裕層と結託し、国の貯蔵施設にあるディーゼル油の買い占めに走っている。トンジュは、江原道(カンウォンド)の文川(ムンチョン)などにある貯蔵施設を回り、1人あたり30~40トンのディーゼル油を購入。それを水産事業所に納入しているという。

事業所がトンジュと結託するのは、燃料の買い占めが、国家の計画経済から逸脱する行為と見なされるからだと思われる。計画経済は実質的には破たんしているのだが、たとえタテマエであっても、行政機関同士の歩調は合わせなければならないのだろう。

しかし、お上がこんな具合とあって、買い占めは民間にも拡散。8~12馬力の小型漁船を持つ個人の船主らも、燃料確保にわれ先に乗り出しているという。 もっとも、中国が北朝鮮への原油の供給を止めるかどうかは、今もって未知数だ。新たな核実験が行われて情勢が極度に悪化しても、果たして全面ストップまでいくかどうか。

それでも、米中首脳間などで交わされた対北朝鮮制裁をめぐるやり取りが、このように北朝鮮経済に心理的圧力として作用しているというわけだ

ちなみに自動車用のガソリン価格については、値上がりの影響が限定的であることを示す情報も聞こえてくる。

先週末に中国にやって来た咸鏡南道(ハムギョンナムド)の住民は、米政府系のラジオ・フリー・アジア(RFA)に対し、咸興(ハムン)から中朝国境に面した両江道(リャンガンド)の恵山(ヘサン)までワンボックスカーのタクシーで移動したら、運賃は100元(約1640円)で以前と変わらなかったという。

いずれにせよ、情勢の影響で不安がいっそう拡大するようなら、北朝鮮国民の金正恩体制に対する不信が強まる可能性がある。  


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2017年05月11日

軽い気持ちでうなずいたりするのは危険である

親に財産がある点を自慢したい気があるのかもしれないが、この場合は、だいたいは考えているとおりを表現している。このようなときは、「それは困ったことだね」と、友人に同情するようなかたちで、意見を言うにとどめたほうがよい。

「ひどい兄弟だ」と、非難するような言い方をしたり、「ひどい兄弟でしよう」と言ろ間いかけに対して、「そうだね」と言ってうなずいたりするのも、避けたほうが賢明だ。軽い気持ちでうなずいたりするのは危険である。

  


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2017年04月26日

両者の家までも持ち感される結果になる


上司と部下の関係は、お互いの協力で成り立っているのであるから、お互いの都合に対する気配りは不可欠である。ちょっとしたいさかいや、感情の行き違いがあったときは、お互いに気まずい思いになる。

さようならも言わないで帰りたくなるが、それでは心が狭すぎる。上司のほうが悪いと思っても、幾分かの非は自分にもあるはずだ。「今日はご迷惑をおかけしました一と、謝ってから退社する。気まずい感情を抱えたまま帰ったのでは、そのマイナスの気持ちが、両者の家までも持ち感される結果になる。  


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2017年04月11日

時速227キロ!

56歳のフランス人が、3000メートル近い雪山をマウンテンバイクで滑り降り、自身が2年前に打ち立てた世界記録を更新した。

この命知らずのアスリートは、エリック・バロンさん。若い頃はシルベスター・スタローンやジャン=クロード・ヴァン・ダムのスタントマンを務めたこともあり、1994年から本格的に雪山のバイク滑降を始めている。フランス南西部オート=アルプ県ヴァルスのスキー場には、海抜2750メートルの高さから、傾斜98%の雪壁をスキーで滑降するスピードマスター用のコースがある。

見下ろすだけでも目がくらむような雪壁を、特注とはいえバランスをとりにくい二輪のマウンテンバイクで、時速200キロを超える高速で滑り降りるとは、当の本人も「クレイジーな冒険」と自認するエクストリームスポーツだ。すでに2年前、54歳にして自ら打ち立てた時速223.30キロメートルの世界記録を破るため、研究と準備を積み重ねてきた。

そして3月18日早朝、前回の記録を4キロメートルも上回る、時速227.72キロメートルの新記録を達成。標高差の激しいコースでは温度にばらつきがあり、最も速度が出る部分がデコボコになる雪上で、バイクを最後まで制御し、しかも記録を更新するというのは驚くべき快挙だ。

これほどのスピードでは、ほんの少しのつまずきが命取りになりかねない。2002年の滑降では、肩の骨2本に大腿骨、肋骨6本を折る重傷を負っている。それでも、「目のくらむようなコースをフルスピードで降りるとき、20歳になったように感じる。とても言葉では言い表せない」と情熱を語るバロン氏。

今回の挑戦を最後に「若い世代に道を譲る」意向を明らかにしているが、命知らずの若者たちがこの記録を破るのは、いつになるだろうか。  


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